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住まいや光に関する記事

日当たりを良くするなら2階リビング? 明るくするための5つの注意点

  • 執筆者の写真: 鋼鈑商事株式会社 建材事業部
    鋼鈑商事株式会社 建材事業部
  • 2018年7月11日
  • 読了時間: 5分

更新日:4月2日


「日当たりを良くしたいから2階リビングにしたのに、思ったより暗い…」


家づくりの中で、このような後悔は決して珍しくありません。


2階リビングは一般的に「明るい」と言われますが、立地条件や設計次第では、期待ほど光が入らないケースもあります。


この記事では、2階リビングでも暗くなってしまう原因と、後悔しないために押さえておきたい5つの注意点を分かりやすく解説します。






なぜ「2階リビングは日当たりが良い」と言われるのか


日当たりを良くするなら2階リビング? 明るくするための5つの注意点 イメージ画像


2階リビングとは?


2階リビングとは、その名の通り「リビングを2階に配置する間取り」のことです。従来の日本住宅では、リビングは1階に設けられるのが一般的でした。


しかし、住宅密集地では隣家に囲まれ、1階では十分な日差しや開放感を確保しにくいという課題があります。



都市部で2階リビングが選ばれる理由


リビングを2階にすることで、


  • 空が近くなり、自然光を取り入れやすい

  • 周囲の建物の影響を受けにくい

  • 視線が上がり、開放感が得やすい


といった理由により、良好な日当たりや開放的のあるお部屋になるが期待できます。特に都市部では、こうした理由から2階リビングが多く採用されています。



2階リビングのメリット・デメリット


2階リビングのメリット


2階リビングの主なメリットは、次のようなことがあげられます。


  • 日当たりや採光を確保しやすい

  • 外からの視線が気になりにくく、プライバシー性が高い

  • 1階に壁や個室が増え、耐震性が向上しやすい



2階リビングのデメリット


  • 階段の上り下りが増える

  • 来客時に動線が長くなりやすい

  • 庭とリビングのつながりが弱くなる



これらのデメリットは、間取りや暮らし方の工夫で軽減できます。


一方で、日当たりや明るさは立地環境の影響が大きく、後から改善しにくい点に注意が必要です。





2階リビングが暗くなる5つの原因と対策


日当たりを良くするなら2階リビング? 明るくするための5つの注意点 イメージ画像2


① 窓の方位|「南向き神話」に注意


南向きの窓は日当たりが良いとされていますが、住宅密集地では必ずしも最適とは限りません。南側に建物がある場合、日差しが遮られてしまいます。


  • 冬でも朝日が入りやすい「東向き」

  • 視界が開け、安定した明るさが得られる「北向き」


など、敷地条件によっては他の方位の方が明るくなることもあります。方位は固定観念にとらわれず、周囲の環境を踏まえて検討しましょう。



② 隣の家との距離|「高さ」より「抜け」が重要


2階リビングでも、隣家が近ければ光は遮られます。重要なのは建物の高さよりも、空が見える「抜け」があるかどうかです。


  • 隣家との距離を可能な限り確保する

  • 開けた方向に窓を配置する


こうした工夫で、直射日光だけでなく、空からの反射光も取り込みやすくなります。




③ 窓の大きさ|明るさは「窓面積」で決まる


室内に入る光の量は、窓の大きさ(面積)に比例します。2階リビングでは安全面を考慮し、窓を小さくしがちですが、それが暗さの原因になることもあります。


  • FIX窓(開かない窓)を活用する

  • 横長の窓を複数設ける


など、安全性を保ちながら採光量を確保する工夫が有効です。



④ 軒・庇の長さ|明るさを遮っていないか確認


軒や庇は、雨や直射日光を防ぐために欠かせない存在です。しかし、日差しが入りにくい窓に深い庇を設けると、さらに室内が暗くなる原因になります。


方位や周辺環境に応じて、

  • 日差しが強い南側は軒を深めに

  • 光が貴重な方向は軒を抑えめに


といった調整を行いましょう。




⑤ 窓ガラスの種類|Low‑Eガラスの落とし穴


断熱・遮熱性能に優れたLow‑Eガラスは、快適性が高い一方で、可視光の透過率が下がるという側面があります。


窓ガラスを選ぶ際は、


  • 断熱性能

  • 遮熱性能

  • 可視光透過率(%)


を総合的に確認し、明るさを重視したい窓には、同じLow-Eガラスでも透過率の高い製品を選ぶことが大切です。




2階リビングを明るくするシンプルな方法


注意点を踏まえたうえで、2階リビングをより明るくするには次のような方法があります。


  • 複数方向から光を取り入れる「多面採光」

  • 隣家方向には高窓・地窓を活用

  • 反射効果の高い内装材(白系クロスなど)を採用


これらを組み合わせることで、直射日光に頼らない明るい空間づくりが可能です。



ただし、周辺環境によって、期待したよりも明るくならない場合もあります。そのようなときは、天窓や光ダクトのような採光システムで解決できる可能性があります。






まとめ|2階リビングで後悔しないために


2階リビングは、必ずしも「自動的に明るくなる間取り」ではありません。窓の向き・大きさ・周囲の建物・ガラスの種類といった要素が重なって、明るさが決まります。


設計段階で今回の注意点を意識することで、


  • 「2階リビングなのに暗い」

  • 「思っていた暮らしと違った」


といった後悔を防ぐことができます。


日当たりに不安がある場合は、自然光を室内に届ける専用の採光システムを検討するのも一つの選択肢です。立地条件に左右されにくい方法を知ることで、理想の住まいに一歩近づけるでしょう。


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