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住まいや光に関する記事

日差しの遮光だけじゃない! 障子(しょうじ)のメリットとは?

  • 執筆者の写真: 鋼鈑商事株式会社 建材事業部
    鋼鈑商事株式会社 建材事業部
  • 2020年9月10日
  • 読了時間: 6分

更新日:4月22日


窓から入る日差しを調整する方法といえば、カーテンやブラインドを思い浮かべる方が多いかもしれません。


しかし、日本の住まいで古くから使われてきた障子(しょうじ)には、現代の住宅にも通用する多くのメリットがあります。


この記事では、障子の遮光性能だけでなく、断熱性やデザイン性、注意すべきデメリットまでを分かりやすく解説します。

新築やリフォームを検討している方は、ぜひ参考にしてください。




障子とは?現代の住宅で再評価されている理由

日差しの遮光だけじゃない! 障子(しょうじ)のメリットとは? イメージ画像


障子は、木枠に紙(和紙や樹脂製シート)を張った日本独自の建具です。


かつては採光や間仕切りを目的として広く使われてきましたが、現在でもこだわりの住宅や建築家住宅を中心に採用されています。


その理由は、単なる「昔ながらの建具」ではなく、光の扱い方や空間のつくり方に優れた機能性を持っているからです。




障子の最大のメリット|日差しをやわらかく遮る


直射日光を拡散し、まぶしさを抑える


障子の大きな特徴は、太陽の直射光をやわらかく拡散できる点です。

隙間なく窓全体を覆うため、強い日差しが一点に集中せず、室内全体が均一な明るさになります。


その結果、


  • 窓際だけがまぶしくなる

  • 明暗差が大きく落ち着かない


といった不快感を抑え、穏やかで落ち着いた室内環境をつくることができます。



部屋の奥まで明るさを保つ


障子の紙は光を「通す」のではなく、拡散しながら透過します。

そのため、部屋の奥まで自然光が届きやすく、障子を閉めていても暗さを感じにくいのが特徴です。


一方で、拡散透過の性質上、障子を閉めた状態では外の景色はほとんど見えません

眺望を重視する窓かどうかは、設計段階で慎重に判断する必要があります。



ただし、障子はあくまで「窓から入る光」を調整する建具です。

住宅の間取りや方角によっては、そもそも自然光が届かない場所もあります。


💡 窓を増やせない場所でも自然光を取り入れる方法




障子と他の遮光方法の違い

日差しの遮光だけじゃない! 障子(しょうじ)のメリットとは? イメージ画像2

レースカーテンとの違い


レースカーテンは適度に光を通しますが、どうしても隙間ができやすく、直射光が床や壁に差し込みます。


障子は窓面を一体で覆うため、光のムラが少ない遮光が可能です。



ロールスクリーンとの違い


ロールスクリーンは遮光レベルを選べる点がメリットですが、基本的に眺望は確保できません


一方、障子は光を拡散し、空間全体を明るく整える点に特化しています。



ブラインド・すだれとの違い


ブラインドは調整性が高い反面、光を拡散する効果はありません。

すだれは屋外で日差しを遮れる利点がありますが、取り扱いに手間がかかります。


光のやわらかさや室内の落ち着きを重視するなら、障子は非常に相性のよい選択肢といえます。



障子・カーテン・ブラインドはいずれも「入ってくる光を調整する」方法です。

一方で、


✅ 窓がない

✅ 日当たりが極端に悪い

✅ 建物中央部が暗い


といったケースでは、別のアプローチが必要になります。


🔆 「光を遮る」ではなく「光を運ぶ」という選択肢




遮光以外にもある障子のメリット

障子 引込み

開口部(窓)の断熱性を高める


開口部といわれる窓は、住宅の中で、もっとも熱が出入りしやすい部分です。

障子を設置すると、窓と障子の間に空気層ができ、断熱効果が高まります


障子紙や木そのものが高断熱というわけではありませんが、この空気層が、冬の冷気や夏の熱気を和らげる役割を果たします。



引込み障子ですっきりした空間に


カーテンやブラインドは、開けたときに束やボックスが残ります。障子を壁に引き込む「引込み障子」にすると、窓まわりが非常にすっきりします。


障子を閉めたときと開けたときで、空間の印象を大きく変えられる点は、インテリアデザインとしても大きな魅力です。



洋室にもなじむデザイン性


障子は和室専用と思われがちですが、枠のデザインや幅、素材を工夫することで洋室にも自然に調和します。


近年では、和モダンやミニマルデザインの住宅に障子を取り入れ、空間の居心地を高める事例も増えています。




障子のデメリットとその対策


後付けが難しいため、設計段階での検討が必要


障子は、カーテンのように簡単に後付けできる建具ではありません。

枠や引込みスペースなど、建築側の納まりを考慮する必要があります。


そのため、後から設置する場合は費用がかさむこともあります。

新築や大規模リフォームでは、必ず設計段階から検討することが重要です。



紙は破れやすいが、素材で解決できる


一般的な障子紙は薄く、破れやすいのが欠点です。

小さなお子さんやペットがいる家庭では、気になるポイントでしょう。


最近では、


  • 樹脂製で破れにくい障子紙

  • 耐久性と質感を両立した機能性素材


も普及しています。

「障子=紙」という固定観念にとらわれず、用途に合った素材選びが大切です。



もともと暗い部屋がさらに暗くなる


障子は光を拡散しますが、光がほとんど入らない窓に設置するとさらに光が弱くなります。


そのような場合には、別の採光手段や工夫によって明るさを補う必要があります。







まとめ|障子が向いている住宅とは?


障子は、単なる日差し対策ではありません。やわらかな採光、断熱性の向上、空間デザインの自由度など、現代住宅にも多くのメリットがあります。


一方で、後付けの難しさや素材選びには注意が必要です。そのため、新築やリフォームの設計段階から検討できる方に特におすすめです。


自然光を心地よく取り入れたい方、落ち着いた室内環境を重視したい方は、障子という選択肢をぜひ検討してみてください。

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