ベランダは必要?新築で後悔しないための判断ポイント
- 鋼鈑商事株式会社 建材事業部

- 2019年12月20日
- 読了時間: 6分
更新日:4月20日
新築住宅の計画を進める中で、
「ベランダは本当に必要なのだろうか?」
と悩む方は少なくありません。
以前は、2階建て住宅にはベランダがあって当たり前という時代でした。
しかし近年は、ライフスタイルの変化や住宅性能の向上により、あえてベランダを作らない選択をする人も増えています。
一方で、
付けなかったことで後悔する
何となく付けて使わなくなる
といった失敗例も多いのがベランダです。
この記事では、新築で後悔しないために
ベランダのメリット・デメリット
よくある後悔例
設置する際の注意点
を分かりやすく解説します。
【目次】 (クリックして展開)
新築で「ベランダを作らない家」が増えている理由

ライフスタイルと設備の変化
最近は、以下のような理由からベランダを設けない住宅が増えています。
乾燥機やランドリールームの普及
花粉・PM2.5対策で外干しを避けたい
共働きで洗濯物を外に出す時間がない
「洗濯物は外干しが当たり前」という前提が変わりつつあることが、大きな理由です。
コストと住宅性能への意識
ベランダには、建築費用だけでなく、将来的な防水メンテナンス費用もかかります。
そのため、
ベランダを作らず建築費を抑える
断熱性能や設備のグレードを上げる
といった選択をする方も増えています。
ただし、コストだけを理由に省くと後悔するケースもあるため、用途を整理した上で判断することが重要です。
ベランダの主な用途とメリット

洗濯物や布団を干せる
ベランダの最も一般的な使い方は、洗濯物や布団干しです。
日当たり・風通しが良く乾きやすい
太陽光による殺菌効果が期待できる
室内干し特有の湿気やニオイを避けられる
室内干しに抵抗がある方にとっては、大きなメリットと言えるでしょう。
くつろぎや趣味のスペースとして使える
椅子やテーブルを置けば、
外の空気を感じながら過ごす
ベランダガーデニングを楽しむ
など、室内とは違った開放感のある空間として活用できます。
エアコンの室外機置き場になる
2階に複数のエアコンを設置する場合、室外機の置き場所に悩むことがあります。
ベランダがあれば、
配管を短くできる
外観をすっきり保ちやすい
といったメリットがあります。
外観デザインのアクセントになる
総二階などシンプルな形状の住宅では、ベランダがあることで外観に立体感が生まれます。
直接的な使い道はなくても、デザイン面でのメリットとなる場合があります。
夏の日差しを和らげる
ベランダが張り出した形状になることで、下階の窓に日陰を作り、夏の強い日差しを遮る効果が期待できます。
庇(ひさし)と兼用できる点も魅力です。
ベランダのデメリットと注意点

掃除や管理の手間がかかる
ベランダは屋外のため、
砂ぼこり
排気ガス
落ち葉や虫
などで汚れやすく、定期的な掃除が欠かせません。
雨漏りリスクが高まる
ベランダは構造が複雑になるため、外壁のみの住宅に比べて雨漏りリスクが高くなりやすい部分です。
排水口の詰まり
防水層の劣化
を放置すると、室内への影響につながる可能性があります。
防犯面での注意が必要
ベランダは、空き巣の侵入経路になりやすい場所です。
施錠を忘れやすい
「家の中」という意識で警戒が薄れやすい
といった点も、注意すべきポイントです。
下の階が暗くなる
夏以外の期間では、ベランダがあることで逆に下階が暗くなってしまいます。
天空光が遮られる
空が見えにくくなり、開放感が低下する
隣家との距離が狭い場合など、もともと自然光を取り入れにくい立地ではより注意が必要です。
なお、ベランダを作らない選択をした場合でも、
「室内が暗くなるのが心配」
「日当たりが悪くならないか不安」
という声は少なくありません。
こうした悩みについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶︎ 関連記事:家が暗い原因は?日当たりが悪い家を明るくする考え方と対策まとめ
ベランダで後悔しやすい3つのケース
結局ほとんど使わない
思ったより狭い
結局室内干しが主流になった
掃除が面倒
などの理由で、「作ったのに使っていない」という後悔は非常に多く見られます。
雨漏りや排水トラブルが起きた
排水口が落ち葉などで詰まり、大雨の際に水があふれて雨漏りするケースもあります。
修理費用が高額になり、「作らなければよかった」と感じる原因になりがちです。
リビングが暗い
日差しを遮る効果は体感としてわかりにくいですが、お部屋が暗いことは視覚上わかりやすい点です。
住み始めてから暗さを実感することで公開してしまうようです。
新築でベランダを作るなら押さえたい設計ポイント

目的を明確にする
洗濯物を干すのか
くつろぐためなのか
室外機置き場として必要なのか
目的が曖昧なまま設置すると、後悔しやすくなります。
用途に合った広さ・形状にする
「洗濯物を干すだけ」のつもりでも、
奥行きが足りない
物干しが重なって干しにくい
といった失敗はよくあります。使い方を想定したサイズ計画が重要です。
洗濯動線をあわせて確認する
洗濯機が1階、ベランダが2階という間取りでは、
重い洗濯物を階段で運ぶ
動線が長く負担になる
といった不便さが生じます。家事動線とセットで計画することが欠かせません。
日当たりへの影響も考える
ベランダの下階の窓の日当たりについては、
夏の強い日差しを遮る
天空光が入りにくくなり暗くなる
といった、相反する効果があり、どちらを重視するかによって採用可否に影響します。
「ベランダを作らない選択をしたいけれど、
室内が暗くなるのは避けたい…」
そんなお悩みを解決する方法として、
鋼鈑商事の光ダクト採光システム
「どこでも光窓」があります。
屋根や外壁から取り込んだ自然光を、
光ダクトを使って
窓のない部屋や住宅の中央部まで届けることで、
ベランダを設けなくても明るい室内空間を実現できます。
✔ 日当たり条件が厳しい土地でも採光したい
✔ ベランダの雨漏りやメンテナンスを避けたい
✔ 間取りの自由度を高めたい
という方は、ぜひ一度ご覧ください。
まとめ|ベランダは「目的次第」で必要・不要が決まる
ベランダは、すべての家にとって必須の設備ではありません。
明確な使い道がある → 付ける価値あり
何となく迷っている → 無理に付けない選択も有効
新築で後悔しないためには、「自分たちの暮らしで本当に使うか?」を具体的に考えることが何より大切です。
ベランダを作るかどうかは、流行や常識ではなく、ライフスタイルに合っているかどうかで判断しましょう。
































































