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住まいや光に関する記事

  • 執筆者の写真鋼鈑商事株式会社 建材事業部

照明の電気代は節約できる? 日々の工夫や設備の設計による9つの方法

更新日:4月5日


夜間を明るく過ごすための照明は住宅に必須の設備ですが、照明を利用することで当然電気代がかかります。


照明の電気代なんて大したことない、とお考えの方もいるかと思いますが、長期的に見るとそうでもありません。

照明の電気代を節約するために、お金をかけずに節約する方法も合わせてご紹介します。

 
 

一戸建ての照明にかかる電気代は全体の約9%

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住宅では、暖房、冷房、給湯、換気など、電気を消費して快適な生活環境をつくりだしています。


照明もその一つで、太陽が沈んでいるときに活動するためには照明は欠かせません。

一戸建て住宅において、照明にかかる電気代の割合は約9%です。もちろん地域や住宅において比率は異なりますが、全体平均ではこのくらいです。


参照:経済産業省資源エネルギー庁 省エネポータルサイト「省エネルギー政策について 」

これは例えば、月平均が15,000円の電気代を支払っている住宅では、1,350円が照明の電気代ということになります。


照明の電気代で節約を考えるとそれほど大きくはありませんが、少しでも電気代を節約したいですよね。

お金だけの問題ではなく、無駄な電気を使わないという気持ちも大切です。


電気代は、リフォームしたり、器具を変えたりする方法以外にも、日々の工夫や心がけでも節約することができます。

それぞれに分けて説明していますので、是非ご参考ください。

日々の工夫で照明の電気代を節約する方法

照明の電気代は節約できる? 日々の工夫や設備の設計による9つの方法 イメージ画像2

リフォームや費用をかけずに、日々の工夫で照明の電気代を節約する方法をご紹介します。

こまめに消灯する

当たり前で最も基本的なことですが、とにかく「使わない照明は消す」ということを心がけると電気代削減になります。


蛍光灯は点灯時に電気を消費するので点けっぱなしの方がお得と思われがちですが、数秒単位で点灯と消灯を繰り返すのでない限り、こまめに消灯した方が電気代はかかりません。

リモコンではなく電源スイッチで消灯する

最近は、壁にある電源スイッチまで消灯しに行くのが面倒で、リモコンで消灯させる方も多くいますが、電気代的には電源スイッチで消した方が電気代を節約できます。


それは、リモコンで消灯した場合には完全に電源が切れておらず、待機電力がかかってしまっているからです。


点灯時と比べるとわずかですが、少しでも節約したい方は壁のスイッチで消すようにしましょう。

家族がまとまって過ごす

生活スタイルを見直して、家族がまとまって過ごすようにすることで、使用するお部屋を減らしましょう。


使っていないお部屋の照明は点けませんので、結果的に節約になります。

調光機能を利用する

後ほどご説明しますが、LEDを用いた照明器具には光量を調節する調光機能を有する製品があります。


明るすぎる照明の光量を減らし、必要に応じた明るさにすることで、使用する電力も節約になります。

照明器具と清潔に保つ

照明器具が汚れていると、得られる光量も減ってしまいます。


調光機能の付いた照明器具では、汚れて光量が落ちていると、清潔な状態と同じ明るさにする場合には余分な電気を使ってしまうことになります。


出来るだけ照明器具も埃をおとして、清潔に保つようにしましょう。


設備や住宅設計で照明の電気代を節約する方法

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新築時やリフォーム時、DIYでできる、設備や設計段階の電気代節約方法をご紹介します。ただし、電気工事が必要な場合には、免許が必要となりますのでご注意ください。


LED照明にする

LED照明は、発光ダイオードを用いた照明器具のことです。


使用電力当たりの光量が大きいため、今までの照明器具と比べて省エネルギーになります。

また、製品寿命も長いため、照明の交換回数を減らすことができるメリットもあります。

最近では、新築計画の照明にはほぼすべてLED照明が使われています。


現在、蛍光灯や白熱灯が設置されている場合は、電球や照明器具だけで簡単に交換できるものと、LED照明を設置するために電気工事が必要なものがあります。


蛍光灯や白熱灯と比べると、LED照明は価格が高いですが、電気代や交換の手間を考えるとお得になることが多いようです。

将来的なことも考えて、LED照明への変更も検討してみましょう。


照明を細かく分散して配置する

お部屋全体を一つの照明器具で明るくしようとすると、光量の大きい器具を選ばなければならず、電気代が余計にかかってしまいます。


照明を必要な箇所に適切に設置し、利用シーンに応じてうまく使い分けることで、と少ない電気代でも暗くならずに照明できます。


ポイントは、必要な箇所をスポット的に照らす照明だけでなく、全体を柔らかく照らす間接照明を組み合わせることです。

スポット照明だけにすると、照明を切り替えるときに不都合が生じますので、照明計画が非常に重要になります。

壁や天井の色を明るい色にする

照明だけでなく、お部屋の色でも明るさが変わってきます。

白っぽい明るめの色の壁紙にすると、少ない照明でも明るく感じることができます。

自然光を有効利用

日中は窓から入る自然光をできるだけ利用することで、電気代を節約できます。


自然の光は、季節や時間、また天候による変動がありますので、作業するための安定した照明にはなりませんが、くつろいだり団らんしたりするには十分な照明となります。


窓の配置を工夫することで、自然光をうまく利用しましょう。

都市部では、周辺環境により自然光を利用しにくい住宅もありますが、天窓や光ダクトを利用することで解決できる場合もありますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。


まとめ

照明の電気代は、住宅全体の光熱費の比率で見るとと大きくはありませんが、長期的にみるとそこそこの額になります。

日々の工夫や上手なお部屋作りで、照明の電気代を節約するように心がけてみてはいかがでしょうか。


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