top of page
サイトトップ画像

住まいや光に関する記事

  • 執筆者の写真鋼鈑商事株式会社 建材事業部

本当はどっち? お部屋の「日当たりの悪さ」と「カビ発生」2つの関係とは

更新日:2023年12月15日


カビが生えるような環境の住まいには住みたくはないですよね?


賃貸住宅をお探しの方や、新しく新築で戸建住宅を建てたいと考えている方にとって、大きな関心事のひとつが、住宅や土地の日当たり。「日当たりが悪いとカビが生えやすい」と思われる方も多いようです。

この考えは正しい部分もありますが、実は直接的な関係性はあまりありません。日当たりが良くても、カビは発生してしまうこともあります。

より良い住まい探しや家づくりのために、日当たりとカビ発生の関係についての説明と、カビ対策についてお教えします。


カビ発生による悪影響

本当はどっち? お部屋の「日当たりの悪さ」と「カビ発生」2つの関係とは イメージ画像

住宅における重大な問題の一つが「カビの発生」です。


カビは、見た目が気持ち悪いという問題もさることながら、住む人の健康にも重大な影響を及ぼします。空気中に飛散するカビがぜんそくや肺炎の原因となることもあります。


小さなお子さんやお年寄りの方がお住まいの住宅では、特に気をつけなければなりません。

最近の住宅では、24時間換気設備設置の義務化により、家の中の換気をしっかりと行うことが推奨されていますので、住宅全体としてカビの発生は減少傾向にあります。


ですが、クローゼットや窓周り、お風呂場といった箇所では、まだまだカビが発生してしまうことも多いです。

カビの発生を防ぐためには、カビが生える原因をしっかりと理解して、対策をする必要があります。

日当たりとカビ発生の関係とは?

「日当たりの悪いお部屋に住んでいて、カビが生えてしまった」ということをお聞きすることもあるかと思います。


ですが、日当たりとカビに直接的な関係はありません。日当たりとカビ発生の関係についてご説明します。

日当たりによるイメージ

日当たりが悪いことによるイメージとして、

  • 日中でも、お部屋が暗い

  • 洗濯物が乾きにくい

  • 寒い、じめじめする

といったことがあげられます。


「日当たりが悪い=太陽光が差し込まない」、という関係から、太陽の光や熱が入らないことでこのようなイメージになっているようです。


確かに、太陽光が良く入る方が、お部屋の中に多くの光が入って明るくなります。熱に関しても、太陽光が入る方が暖かくなります。

しかし、太陽光の気持ちよさや電気代を考えなければ、熱に関してはエアコンなどの暖房器具で代用できます。


お部屋の寒さや、寒さに伴う洗濯物の乾きにくさは、日当たりとあまり関係がないことになります。

日当たりが悪くなるのは、隣の建物が近いことが主な原因!

実は、日当たりが悪いというイメージは、お住いの隣のすぐ近くに隣家や塀、樹木などが立っていて日差しが遮られていることが原因の場合が多いようです。


隣の住宅や障害物との間の距離が狭いと、光だけでなく風通しが悪くなり、空気がたまってしまうために、湿度が高く、じめじめした感じになってしまいます。


また、家の中に風も入ってきにくくなりますので、室内の換気がうまくできずに、カビが生えやすい環境になっているのです。


日当たりが悪いからカビが生えやすい、ではなく、日当たりの悪い環境に建られているからカビが生えやすい、となるのです。


方位的に日当たりが悪いお部屋とカビの関係は?

日当たりは南向きに窓のあるお部屋が良いとされています。東向きでは午前中だけ、西向きは午後だけ日差しが入り、北向きは余り日差しが入らず日当たりが良くないとされています。


北向きや西向きのお部屋はカビが発生しやすい、といったこともよく言われますが、室内の環境をしっかりと管理できれば、それほど影響はありません。


間取り上で北向きや西向きとなるお部屋は日当たりがよくないという理由から、お風呂やトイレ、洗面所など水を使う用とのお部屋を配置することが多いため、カビが発生しやすいといわれているのようです。


カビ発生にもっとも影響するのは「湿度」

カビが発生するいちばんの原因は、湿度。


基本的には湿度が低い方がカビが発生しにくくなります。


ですが、湿度が低くても局所的にカビが生えてしまうこともあるのです。家全体としてカビの発生を防ぐ方法をお教えします。

カビの発生を防ぐ3つの方法

本当はどっち? お部屋の「日当たりの悪さ」と「カビ発生」2つの関係とは イメージ画像

風通しを良くする

新築の設計段階で、住宅内の通風を考えた家づくりにすることが最も望ましいですが、住宅を建ててしまってから風通しが悪い所に気づいたり、賃貸住宅では住んでみるまで分かりません。このような時は、強制的に風を流す方法を用いる必要があります。


通風をよくする最も簡単な方法は、扇風機やサーキュレーターを使うことです。局所的に空気がたまってしまうところに風を流すだけでも大きく改善できます。流す風はあまり強くする必要はなく、ごく弱い風で問題ありません。


また、室内の風の流れも考えましょう。基本的に自然吸気口は開けられて、お風呂やトイレの排気用の換気扇は常時ONになっていると思います。


確実に吸気口開けてと換気扇ONにして通風を確保して、その流れに扇風機やサーキュレーターの風がうまく流れるようにすることで、スムーズに風の流れができます。

除湿して適切な湿度を保つ

十分に通風が良ければカビの発生は抑えられますが、季節的に湿度が高い梅雨時期は全体の湿度も高くなりがちです。


また、扇風機やサーキュレーターを使って風を流しても、室内の空気がうまく排気されない状況では、室内の湿度も高く維持されてしまいます。


湿度が高いと、どうしてもカビも発生しやすくなってしまいますので、全体の湿度を下げる意味で除湿機や除湿剤を用いることも必要になります。

ただし、最近の住宅では屋外空気を直に取り込むような構造ですので、梅雨時期は除湿機を使ってもどんどん水分を取り込んでしまいます。


除湿に関しては、あくまで通風をよくした後の補助的な方法として考えた方がよいでしょう。


こまめに掃除する

窓などに結露が発生して、その周辺でカビが発生してしまうことも多くあります。


こちらも窓周辺の湿度が上昇していることが原因です。


結露も湿度が高いことによって発生する現象ですので、実は扇風機やサーキュレーターで風を当てていると発生を抑えられる場合もあります。ですが、窓の断熱性能が低いことが原因となっていることが多く、通風だけでは解決が難しい場合もあります。


結露部周辺でのカビの発生を抑えるためには、手間がかかってしまいますが、結露で生じた水滴をこまめに拭き、なるべく水分を取り除くことが重要です。


壁や床下でのカビの発生に注意!!

目に見えるところのカビは、通風をよくするなどで発生を抑えるための対策も可能ですが、カビは壁の内側や床下でも起こっている可能性があります。「内部結露」といった言葉でよく話題になります。


内部結露では、目に見えないから問題ないとお思いかもしれませんが、カビの菌が常に家の中に放出されているような状態ですので、知らないうちにカビ菌を吸っていたりしている、ということになっているかもしれません。


壁内や床下の結露は住宅の構造や施工方法が問題の場合が多く、建てた後から対策することが非常に難しい問題です。


新しく住宅を建てる方は、壁内や床下でのカビの発生も十分に考え、工務店や設計の方に聞くようにしましょう。


まとめ

日当たりが悪いからカビが発生しやすい、のではなく、日当たりが悪い家は隣地が近くて通風が良くないからカビが発生しやすい、ということをご理解いただけましたでしょうか?


通風を改善すれば、カビの発生は抑えられる可能性が高くなります。


健康などに影響が出る前に早めに対策して、快適に生活できる環境を整えていきましょう。


フッター背景画像 鋼鈑商事「どこでも光窓」

日当たりでお悩みの方は、お気軽にご相談ください!

「どこでも光窓」をイラストやご採用者様の声 でご紹介しています

どこでも光窓 資料ダウンロード バナー

◆個人のお問い合わせ

ご自宅への検討や設置効果などに関するご質問はこちら

◆業務でのお問い合わせ

計画案件の設計や提案などに関するご質問はこちら

◆導入提案のご依頼

無料の日当たりシミュレーションサービスのご紹介ページ

bottom of page