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住まいや光に関する記事

湿度が低いのは家の問題!? 乾燥の原因と快適なお部屋にする対策とは

  • 執筆者の写真: 鋼鈑商事株式会社 建材事業部
    鋼鈑商事株式会社 建材事業部
  • 2017年12月26日
  • 読了時間: 6分

更新日:4月6日


「加湿器を使っているのに、なぜか部屋が乾燥する」

「冬になると喉や肌の調子が悪い」


そんな悩みを感じていませんか?


実は、部屋の乾燥は加湿の方法だけでなく、家の構造や換気の仕組みが関係しているケースも少なくありません。


この記事では、部屋の湿度が低くなる原因と、今日からできる乾燥対策をわかりやすく解説します。健康面はもちろん、住まいを長持ちさせるためにも、正しい湿度管理を知っておきましょう。






冬の部屋の乾燥はなぜ問題?健康と住まいへの影響


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乾燥が引き起こす健康への影響


室内の湿度が低い状態が続くと、


  • 喉の痛み・咳が出やすくなる

  • 肌や唇が乾燥し、かゆみを感じる

  • ウイルスが活発になり、風邪やインフルエンザにかかりやすくなる


といった不調が起こりやすくなります。


私たちが快適に過ごすためには、湿度40〜60%程度がひとつの目安とされています。乾燥しやすい冬こそ、湿度管理が重要です。



乾燥は家にもダメージを与える


乾燥の影響を受けるのは、人の体だけではありません。


湿度が極端に低い状態が続くと、


  • 床や柱、建具などの木材が反る

  • すき間が生じ、きしみ音が出る

  • 内装材の劣化が早まる


といったトラブルにつながることがあります。


住み心地を守るためにも、冬の乾燥対策は“家を守る対策”でもあるのです。




部屋の湿度が低くなる本当の原因とは?


冬に乾燥しやすい理由|温度と湿度の関係


「冬は空気が乾いているから仕方ない」と思われがちですが、本当の原因は暖房による温度変化にあります。


空気中の水分量そのもの(絶対湿度)は変わらなくても、室温が上がると、空気が保持できる水分量が増えるため、相対湿度は下がります


例えば、外気温5℃・湿度100%の空気を室内で24℃まで暖めると、相対湿度は約30%まで下がり、「乾燥している」と感じる状態になります。


これが、暖房を使うと部屋が乾燥する仕組みです。



意外な盲点|24時間換気と住宅性能


近年の住宅は、気密性が高く、すき間風が入りにくい構造になっています。その一方で、シックハウス対策として24時間換気システムの設置が義務付けられています。


24時間換気では、


  • 室内の空気を外へ排出

  • 同時に、外の空気を取り込む


という動きを常に繰り返しています。


冬は外気自体が乾燥しているため、せっかく加湿しても、乾いた空気が継続的に入り込み、湿度が上がりにくい状態になります。


つまり、冬の乾燥は「気候 × 暖房 × 換気」 が重なって起きているのです。




今すぐできる!部屋の乾燥を防ぐ5つの対策


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部屋の乾燥対策というと「加湿器」が思い浮かびますが、 実は換気・暖房・空気の流れをあわせて考えることが大切です。



対策① 換気量を調整して湿度を逃がさない


24時間換気によって乾燥が進む場合は、換気扇の風量を弱めたり、給気口を一部調整することで改善することがあります。


ただし、


  • 換気を止めすぎる

  • 吸気口をすべて塞ぐ


といったことは、結露・カビ・シックハウス症候群の原因になるため注意が必要です。

体調や室内環境を見ながら、無理のない範囲で調整しましょう。



対策② 部屋の広さに合った加湿器を使う


「加湿器を使っているのに効果を感じない」という場合、加湿量が部屋の広さに合っていない可能性があります。


例えば、8畳用の加湿器を使用していると、16畳の空間を十分に加湿することはできません


部屋の広さに合った加湿器を選ぶことで、効率よく湿度を保てます。


あわせて、観葉植物や調湿建材などを取り入れると、湿度の上下をやわらかく整える効果も期待できます。



対策③ 乾燥しにくい暖房方法を選ぶ


エアコンは空気を素早く暖める反面、乾燥しやすい暖房です。


一方で、


  • 石油ストーブ

  • 薪ストーブ

  • オイルヒーター


などの輻射式暖房は、空気だけでなく、床や壁、体そのものをじんわり暖めます。


そのため、室温を過度に上げなくても快適に感じやすく、相対湿度も下がりにくいという特長があります。


ただし、燃焼系暖房器具を使う場合は、定期的な換気を忘れずに行いましょう。



対策④ サーキュレーターで空気を循環させる


冬に窓が結露するのは、加湿した水分が窓付近に偏っているサインです。


サーキュレーターで空気を循環させることで、


  • 湿度のムラを抑える

  • 結露の発生を防ぐ


といった効果が期待できます。


空気を動かすことは、乾燥対策と結露対策の両方に有効です。



対策⑤ 根本改善を目指すなら換気設備の見直しも


長期的な対策としては、換気設備そのものの見直しも選択肢のひとつです。


近年注目されている「熱交換換気」は、


  • 排気する室内の熱を再利用

  • 外気を暖めてから取り込む


仕組みのため、


  • 加湿した空気が逃げにくい

  • 冬の乾燥を抑えやすい


というメリットがあります。


導入には専門的な設計が必要なため、住宅会社や設備業者と相談しながら検討すると安心です。




「日当たり」も乾燥に関係している


日当たりの良い住宅は太陽の温かさを取り入れられるため、暖房の使用による乾燥を抑えることができます。


新築や大規模なリフォームが可能であれば、乾燥対策として日当たりを工夫することも重要です。






まとめ|乾燥対策は「家全体」で考えるのがポイント


部屋の乾燥は、「加湿が足りない」だけでなく、家の構造や換気、暖房の使い方が関係しています。


  • 湿度が下がる仕組みを知る

  • 加湿・換気・暖房をバランスよく整える


この2点を意識することで、無理なく快適な室内環境をつくることができます。


健康のためにも、大切な住まいのためにも、ぜひ今日からできる乾燥対策を取り入れてみてください。


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